1. LCC 乗り継ぎは「入国」を伴う
大手航空会社が運航する乗り継ぎ便では、荷物は最終目的地まで運ばれ、乗客は「制限エリア内」で移動するだけです。しかし、LCC 同士の乗り継ぎ(特に別会社。セルフ・トランスファー)の場合、一旦荷物を受け取るために 「入国審査」 を通過する必要があります。この時、あなたはその国への「訪問者」として扱われるため、例え 3 時間後の便に乗る予定であっても、有効なビザ(または免除資格)を持っていない限り、入国審査をパスできません。
2. TWOV (Transit Without Visa) の条件
・中国 (上海・北京等):144 時間の免除が有名ですが、これは「第 3 国へ抜ける」ことが条件です。例:東京→上海→東京は不可。東京→上海→バンコクなら可。
・東南アジア:ベトナムやタイでの入国免除回数に制限がある場合が多く、1 ヶ月以内に何度も入国する行程を組むと、最後の乗り継ぎ地で止められるリスクがあります。
3. 航空会社は「Timatic」で判断する
あなたが「大丈夫だ」と主張しても、カウンターの係員は IATA(国際航空運送協会)のデータベース 「Timatic」 の表示に従います。ここに入力された条件を満たしていないと表示されれば、その場で搭乗券は発行されません。不安な場合は、自分で「IATA Timatic search」と検索し、自分の国籍、経由地、目的地を入力して事前に判定を確認しておくのが、LCC 賢者のリスク管理です。