1. TWOV(ビザなし通過)が成立する3つの条件
TWOVが認められるためには、一般的に以下の条件が求められます。
・最終目的地への有効な航空券とビザを所持していること
・規定の滞在時間内(通常24時間〜72時間以内)に出国すること
・最初から最後まで「トランジット」として認められる旅程であること
2. なぜLCCユーザーは拒否されるのか
多くの国のTWOV制度は「航空会社間での荷物の引き継ぎ(インターライン)」が行われることを前提としています。LCC同士をバラバラに予約した場合、現地の法律上は、あなたは乗り継ぎ客ではなく「一度その国にしっかり入国し、改めて出国する別個の旅行者」と見なされます。この解釈の違いにより、本来TWOVが使える空港であっても、LCCユーザーだけは正式なビザを要求されることが多々あるのです。
3. 中国の「144時間免除」は超強力
北京、上海、広州などの主要空港では、日本を含む特定の国籍者に限り、第三国(日本→中国→タイなど)へ向かう途中に最大144時間(6日間)ビザなしで滞在できる制度があります。LCCのチケットであっても、「第三国へ抜ける」ことが証明できれば利用可能です。ただし、往復(日本→中国→日本)は対象外になるなど非常に厳格なため、事前の下調べが成否を分けます。