1. 属性による選別をしないLCCの思想
LCCの運賃体系は、予約順、空席数、時期によって決まるワンメニュー(ワンプライス)が基本です。顧客が「学生」か「社長」か、あるいは「シニア」かを区別して価格を変えることは、システム的なコスト増に繋がるため、彼らはあえてやりません。結論から言えば、「シニア割引を探す時間があるなら、1日でも早く予約する」ほうが、割引額より大きな節約になります。
2. 期間限定で出現する「若者・シニア割」
かつて国内LCCでも、18歳~24歳を対象とした「若者応援セール」や、特定の地域(宮崎など)とのタイアップによるシニア向け還元キャンペーンが行われたことがあります。これらは公式サイトのニュースレター会員にのみ通知されることが多いため、自分の年齢が対象になる可能性があるLCCのメール会員登録だけは済ませておく価値があります。
3. シニアこそ、LCCの「有料オプション」を使いこなせ
「LCCは安かろう悪かろう」と思われがちですが、足元の広い非常口席(エクストラ・レッグルーム)を有料で指定しても、トータルではFSCより遥かに安く済みます。体力的な負担が気になるシニア層の方こそ、航空券自体を安く抑えた分、2,000円〜3,000円の追加料金を払って「最前列」や「優先搭乗」を賢く買うのが、真のLCC達人の旅スタイルです。