海外レンタカーの「罠」を回避:旅行保険と現地保険、どっちを信じる?

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アメリカの大地、オーストラリアの海岸線。LCCで安く現地へ入り、そこからレンタカーで自由に旅をするのは最高のエクスペリエンスです。しかし、受付カウンターで「保険はどうしますか?フルカバーをおすすめします!」と迫られ、1日3,000円〜5,000円もの追加料金を提示されて戸惑ったことはありませんか?「海外旅行保険にも賠償責任があるし、大丈夫では?」と思ったあなた、それは非常に危険です。車自体の損害をめぐる、保険の意外な盲点を解説します。

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1. 海外旅行保険の「賠償責任」の罠

「個人賠償責任」特約には、通常「車両の運転に伴う損害は免責」という一文があります。つまり、他人の家を壊しても保険は出ますが、レンタカーを運転中に他人を跳ねたり、車を壊しても、海外旅行保険からは1円も支払われません。車の保険は、車専用で入らなければならないのです。

2. 基本保険(CDW)でも数万円取られる?

【Excess(免責額)に注意】
レンタカー代に含まれていることが多いCDW。これは「車を全損させても、最大20万円(例)の支払いで済む」というもの。逆に言えば、どんなに軽いこすり傷でも20万円取られる可能性があります。この「自己負担分」をゼロにするのが、フルカバー保険の役割です。

3. 第3の選択肢:Top-up保険(補完保険)

現地のレンタカー会社でフルカバーに入るのは安心ですが、コストが跳ね上がります。そこでおすすめなのが「RentalCover.com」などの独立した補完保険です。年間または1日単位で加入でき、「免責額20万円分を、この保険会社が代わりに払う」という仕組み。これを使えば、現地の1/3程度の保険料でフルカバー同様の安心が得られます。

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著者:ドライブトラベラー 健一

アメリカ50州をレンタカーで踏破。自身もアラスカの雪道でスリップ事故を経験したが、保険の組み合わせにより自己負担ゼロで乗り切った。「海外ドライブは保険料を含めて、ようやく適正価格が見える」が教訓。