ペットといっしょに海外へ:あなたの保険は「家族(ペット)」を守れますか?

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愛犬や愛猫を連れての海外移住や長期滞在。LCCの中にはペットの預け入れ(受託手荷物)に対応している会社もあり、かつてよりもハードルは下がっています。しかし、忘れてはならないのが現地の「動物病院」の費用です。人間の健康保険と同様、ペットの医療費も海外では驚くほど高額。また、通常の海外旅行保険には「ペット」は含まれません。2026年、大切なパートナーをトラブルから守るための最新情報をまとめました。

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1. 人間の保険は使えない?

人間の「傷害治療費用」などは当然ペットには適用されません。一部の保険では「携行品損害」としてペットが不慮の事故で亡くなった際にお見舞金が出る程度です。ペットを「命ある家族」として治療したい場合は、別途ペット保険の海外対応プランへの加入が不可欠です。

2. ペット保険の海外特約

【アニコムやアイペットの対応】
2026年現在、アニコム等の大手ペット保険では、事前申請により海外での治療費の一部(国内と同じ50%〜70%等)を還付する制度を設けています。ただし、現地の診断書と領収書の原本、そして日本語訳が必須となります。

3. 輸送トラブルと航空会社の責任

LCCに預けたペットが、環境の変化等で事故に遭った場合、残念ながら航空会社の責任規定では「手荷物」と同じ重量ベースの賠償(数万円程度)が上限となることがほとんどです。これを補うため、時価額をカバーするような保険(動産総合保険の特約など)を検討する飼い主さんも増えています。

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著者:ペットトラベルジャーナリスト 奈美

愛猫2匹とともに5カ国での生活を経験。各国の動物検疫やペットフレンドリーなLCCを熟知しており、ペットとの安全な旅、幸せな移住をサポートする活動を行っている。