1. 「全員一律」が招く高騰の悲劇
航空券には「安い順」にいくつかの料金クラス(バケット)があります。例えば、最安値のランク(10,000 円)が残り 1 席、その次のランク(15,000 円)が 10 席残っている場合。ここで「2 名」で検索すると、システムは「最安値には 2 人入らない」と判断し、2 人とも 15,000 円(合計 30,000 円)で表示します。しかし、1 人ずつ予約すれば、一人は 10,000 円、一人は 15,000 円。合計 25,000 円で済むのです。
2. 最安値の「墓穴」を掘らせない検索術
1. まず「1 名」で検索。最安値が表示されるか確認。
2. 料金の横に「残り 2 席」などの表示があれば、それが狙い目。
3. 次に自分たちが乗りたい「実際の人数(例:4 名)」で検索。
4. 1 人あたりの価格が「1 名」検索時より上がっていたら、ランク移動が発生しています。
3. 別々予約の唯一の弱点
「安くなるなら別々で予約しよう!」と思いたくなりますが、注意点もあります。予約番号(PNR)が分かれてしまうと、航空会社側は同じグループだと認識しません。万が一、便が欠航になった際、一人の振替先はあるが、もう一人は別の便になる、といった事態が起こりえます。また、座席指定も個別に行う必要があるため、隣同士になりたい場合は多少の「座席指定料金」を払う覚悟が必要です。