1. 「最低乗り継ぎ時間(MCT)」の落とし穴
航空業界には MCT(Minimum Connecting Time)という指標がありますが、これは「一括の航空券(スルーチェックイン)」の場合に限られます。LCC 同士を別々に予約した場合、航空会社側からすればあなたは「ただの新規搭乗客」です。入国審査の行列、バゲージクレームでの待ち時間、第 3 ターミナルから第 1 ターミナルへの移動……。これらすべてを計算に入れないと、「目の前で扉が閉まる」悲劇を味わうことになります。
2. バゲージ・リクレイムという「魔の時間」
1. 前の便を降りる(最悪、バス移動で 15 分)
2. 預け荷物が出てくるのを待つ(平気で 30〜40 分かかる)
3. 到着ロビーに出て、出発階へ全力疾走
4. 再チェックイン(締切は出発の 45〜60 分前)
この「再チェックイン締切」が最大の壁です。前の便の到着時刻から次の便の出発時刻まで、実質的に動ける時間は想像以上に短いのです。
3. 乗り継ぎミスは「全損」になるか?
一部の OTA(オンライン旅行代理店)で買った航空券には、「乗り継ぎ保証」が付帯していることがありますが、基本的には自分で保険に入るべきです。海外旅行保険の「航空機遅延費用特約」があれば、乗り遅れに伴う新規航空券代や宿泊費が(一定額まで)補償されます。1,000 円程度の保険料で数万円の損失を回避できるなら、これほど安い投資はありません。